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憂国の モリアーティ -THE REMAINS- - 第14話

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憂国の モリアーティ -THE REMAINS-

憂国の モリアーティ -THE REMAINS-

Moriarty the Patriotic Girlfriend -THE REMAINS-
状態: 連載中 著者: 更新中
更新中

Yukoku no Moriati -THE REMAINS- Raw free

19世紀末――。古くから根付く完全階級制度により、上流階級の人間達に支配されている「大英帝国」。生まれ落ちた時から一生涯の身分が決まるこの社会制度は、必然的に人間同士の差別を生んだ。そんな中、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとする青年がいた。これはジェームズ・モリアーティ、或いはシャーロック・ホームズの敵の話――。 舞台はウィリアムと秘密を抱えたとある少女の物語へ――。 ある日ウィリアムは屋敷のみんなへのプレゼントを買うために百貨店を訪れる。しかし突然、強盗グループによって百貨店を占拠される。 ついにデパートから脱出することができ、警察へ合図を送るヘレナ。そしてヘレナの持つ共感覚で人質に紛れる強盗を見つけ、警察の制圧が成功する。 ヘレナ達が脱出する数分前ウィリアムは一人で強盗のボスと対峙していた。何も見えない暗闇で会話をするウィリアムと強盗。ウィリアムは強盗がエコーロケーションを使い自分の舌を鳴らす音で人のいる場所を確認していること、さらに強盗は視力が弱っているということを見抜いていた。そしてウィリアムは火を放ち強盗達を追い詰める。強盗のボスは諦めダイナマイトを使って自害をする。逃げた強盗の下っ端達は外でヘレナの共感覚により捕らえられるのだった。 一連の事件が解決し、ウィリアムはザックに今回の事件をきっかけに予定外の小さな友人ができたと話す。そしてそのヘレナをきっかけに起きた今件の背景の捜査をザックは進めていくのだった。